誘蛾灯に人間が入る話

 誘殺灯は農作物の害虫の発生状況をモ二ターするための重要な道具である。一般的な構造は光源(白熱灯、蛍光灯、ブラックライト、水銀灯)に引き寄せられた昆虫を漏斗状の捕虫部分に落とす仕組みである。いったん落ちた昆虫はなるべく暴れないうちに薬や熱で殺してしまう。そのため生きたままの虫を手に入れることはできません。そこで大型の枠に網を張り、捕らえられた昆虫を生きたまま利用できるようにした装置があります。生きた昆虫をそのまま捕らえ、産卵させたり、実験に使うこともできます。この装置では結果として昆虫に誘引されて人間がかごの中にはいることになるのです。この写真はウルグアイの農業研究機関に設置されていたものです。日本では見かけたことがありませんが利用できそうです。

トラップに入る奥 俊夫氏(ウルグアイにて)