第64巻第2号 平成22年2月号



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ミニ特集:近年開発された発生予察技術
出穂後の積算気温で穂いもち感染可能期間を予測 小林 隆・神田英司・兼松誠司・菅野洋光・笹原剛志・石黒 潔……1
長野県における新たな葉いもちの発生予察法の開発およびその普及状況と効果 和田美佐・福元匡志……5
温度と葉面濡れ時間に対するネギさび病の感染応答とそのモデル化 古屋廣光・高梨宏之……9
タマネギ白斑葉枯病の発生対応型防除 新村昭憲・池谷美奈子……15
リンゴ黒星病の子のう胞子の飛散開始日および葉における初発日の簡易予測法 浅利 正義……22
宿主植物への感染過程に応じた青枯病菌の感染戦略 曳地康史・吉用武史・張 勇・大西浩平・木場章範……26
Blueberry red ringspot virusの日本における発生 磯貝 雅道……31
気流に依存したナモグリバエの長距離移動 岩崎 暁生……35
リンゴわい化栽培におけるドリフト低減ノズルを用いたスピードスプレーヤの薬液到達性と病害虫防除効果 小野 浩司……41
ニホンナシ園における防薬網の設置による農薬園外飛散の低減効果 戸谷智明・山本幸洋……46
カンザワハダニによるトマトの葉のしおれおよび果面障害果の発生 伊澤宏毅・飯田 恵・森本康史……51
植物防疫基礎講座
フェロモンによる発生予察法-シロイチモジヨトウ- 柴尾 学……54
フェロモンによる発生予察法-オオタバコガ- 栗原 潤……58
リレー随筆
大学研究室紹介―キャンパスだより―(41)京都大学 植物病理学研究室 奥野哲郎・三瀬和之・高野義孝・海道真典……62